東大生のためのGPA計算表
- GPA=Grade Point Average=成績の単位数重み平均値 は米国で多用される指標で、米国の成績証明書には必ず自動計算されたGPAが記載されますが、東大の成績証明書にはGPAの概念がありません。FUTIに応募される東大生は以下に従って(1) GPAを計算して応募書類に記入して下さい。また(2) 以下に従えばPDF書式の計算表が出来ますからそれを成績証明書と並べて添付して下さい。
- 東大生の成績表は、1-2年生、3-4年生、大学院で大きく異なるため、応募時の学年によって次のように「主対象学年」と「参考学年」を定めます。上記第1項の記入・添付は主対象学年について行って下さい。参考学年が有る場合には、参考学年についても以下に従ってGPAを計算し、その計算表を第1項(2)と同様に添付して下さい。
応募時学年 主対象学年 参考学年 1-2年生 1-2年生 無し 3年生 2年生後半(専門)+3年生 1-2年生前半(教養) 4年生 2年生後半(専門)+3-4年生 無し 大学院生 大学院生 (註) 医学部5-6年 2年生後半(専門)+5-6年生 無し (註) 応募時に大学院在学期間が2年未満の場合は学部2年生後半(専門)+3-4年生の成績を参考学年として上記第2項のように添付して下さい。学部が東大以外であっても同様です。 -
以下の計算表では自動的に
GPA=(Σ(成績)・(単位数))/(Σ(単位数))
という計算をしています。但しこの式の(成績)については、- (1) 計算表のLetter Gradeの欄に、成績証明書に記載の通りに、上優、優、良、可、不可またはA+, A, B, C, Dと記入して下さい。上優=A+=3.3、優=A=3、良=B=2、可=C=1、不可=D=0で計算します。
- (2) A+、C- のように±が付く場合は、+= +0.3、-= -0.3 で計算しています。またD-は -0.3ではなく0で計算しています。これらA+、B、C+ など(半角)を計算表のLetter Grade欄に記入して下さい。
- (3) 合否判定だけで成績の付かない教科は、合=P (Passの意)、否=X、その他成績無し=N(No Gradeの意) とLetter Gradeに記入して下さい。これらは教科名と単位数は算入されますが、GPAには反映されません。
- (4) 応募記入欄には「成績の最大値」を記入する欄があります。東大生は(上優、A+があっても)3 と記入して下さい。米大学によっては最大値が11や5があるのと区別する目的だからです。
- (5) 英語A、仏語B をまとめて、語学A-のように総合評価がある場合は、総合評価を記入して下さい。
- 「英語」などの教科を成績証明書の通りにClass欄に、その単位数(半角)をCredits欄に、上記第3項の成績(半角)をLetter Grade欄に記入して下さい。第1の教科の記入が終わったらAdd Classボタンを押して第2の教科を記入して下さい。主対象学年または参考学年の全ての教科の記入が終わったら、Convert to PDF を押してPDFファイルを作成して保存し正誤チェックの上で、成績証明書に並べてUploadして下さい。
- 東大医学部など、学科の単位数が定義されていない場合には、単位数の無い年度の全学科に同一単位数(例えば2単位)を入力して計算表を作成して下さい。
GPA計算表
Key and how GPA is calculated
A+/上優 | 3.30 |
A/優 | 3.00 |
A- | 2.7 |
B+ | 2.3 |
B/良 | 2.0 |
B- | 1.7 |
C+ | 1.3 |
C/可 | 1.0 |
C- | 0.7 |
D+ | 0.3 |
D/不可 | 0.0 |
D- | 0.0 |
F | 0.0 |
X | Drop |
P | Pass |
N | No Grade Available |
T | Test Out |